スーパー・コート豊中桃山台 施設長
井上 智之
SATOSHI INOUE施設長に聞く、の質問!
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スーパー・コート豊中桃山台の施設長になったのは?
2019年2月に赴任しました。
直前はスーパー・コート吹田山手で、スーパー・コート豊中桃山台は施設長として4施設目です。 -
外から見ていたスーパー・コート豊中桃山台のイメージは?
働く職員が若いというイメージが強かったです。
92床の大型施設で、私自身が大型施設の施設長は初めてなので多少プレッシャーはありました。
というのも、ご入居者の多さは職員の多さに比例するので、職員一人ひとりにまで目が行き届くのかという不安を抱いていたのは事実です。 -
着任して最初に行ったことは?
最初に行ったのは、職員一人ひとり面談です。
人数が多く、全員と話すのに時間を要しました。
職員の人数が多いということは、やはり視野を広く持ち、全員を巻き込んでいくことが施設運営の鍵だと感じました。 -
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面談では、どのような話を?
「豊中桃山台の良さは?」一人ひとりに聞きました。
職員同士の連携がしっかり取れていて、人間関係が良好、という声が多かったです。
実際、やさしい職員が多く、大型施設にしては職員の人数が多いが少ない中でも、ご入居者に安全で楽しく安心して過ごしていただくために、職員みんなで一緒に頑張ろうという雰囲気を感じました。 -
ご自身は、どのような施設長ですか?
職員の声に真摯に耳を傾け、気持ちに共感し、寄り添える施設長でありたいと思っています。
実践しているのは、職員への積極的な声かけです。
また職員がやりたいことにチャレンジさせてあげたいと考えていて、主任を中心とした「こういう取り組みをしたい」「こういうふうに進めたい」という意見は肯定的に捉えるようにしています。
決して頭ごなしに否定せず、「私はこう思うからこうしなさい」とも言いません。
施設長一人が施設を回すのではなく、職員全員の協力があってこそ「いい施設」ができると考えているからです。 -
施設長が考える「いい施設」とは?
施設長になり、ずっと描いているのは、「職員みんなが笑って働ける職場づくり」です。
実は、私が施設長になる直前、主任時代の施設長の「職員がみんな笑って働ける施設をつくりたい」という言葉が胸に響き、施設長になったら実践しようと心に決めていました。 -
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なるほど。
いい施設には、いい人材が欠かせません。
求める人材は?感謝の気持ちをしっかり届けることができる、感謝の気持ちをベースに持っている人です。
やはり、感謝の気持ちがお互いにないとチームワークは上手く取れません。
スーパー・コートの会社理念にもありますが、お客様へはもちろん、一緒に働く職員に対しても「感謝」をベースに持っている人と一緒に働きたいです。
採用面接でも応募者の方へ伝えています。 -
採用面接では、どのような点を重視しますか?
ほぼ人柄です。
お伝えした会社理念に対し、どのように感じたかをお聞きします。
会社の考えと、応募者の考えがマッチしているかは一緒に働くうえで非常に重要な要素です。
また、スーパー・コートは「接客接遇」が同業他社との差別化なので、謙虚さ、話し方、態度、振る舞いも見ています。
面接に介護主任に同席してもらうのも特徴です。 -
介護主任が採用面接に同席するメリットは?
最終決定は施設長の私がしますが、現場の雰囲気に合う人なのか、そうでないのかを感じてもらい採用の判断材料にします。
介護主任の同席により、現場の新人さんの受け入れ方に違いが出ることを実感しました。
まったく知らない人が突然入社するのではなく、「あのとき面接した人が入社する」となると、どの部分から育成すればいいかなど前準備もしやすいようです。
もちろん、入る側にもメリットがあり、ただでさえ緊張する新しい職場に知った顔が一人でもいれば、大きな安心につながります。 -
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スーパー・コートで働く魅力はズバリ何でしょうか?
採用面接と同じ考え方なのですが、スーパー・コートは、職員の人柄、その人個人の人間性に着目してくれます。
介護技術や経験だけを重視するのでなく、個人をしっかり見て、評価してくれる会社です。
「感謝の気持ち」「自律型感動人間」「自責で考える」など理念や考え方が非常に明確なので、職員みんなで共有することにより働きやすい職場がつくれると思います。
取材日:2021年9月