スーパー・コートプレミアム奈良・学園前 事務
里村 美穂 MIHO SATOMURA
2011年入社
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Episode
高齢者施設の事務の仕事は、今まで知らなかった自分自身と出会えました。
転職前は不動産会社で賃貸管理の仕事をしていました。
家庭の事情で転職することになり、同じ賃貸管理の仕事を探していたところ、スーパー・コートの募集を見つけたのです。
面接時に地域で一番になるのを目指してやっているのを聞き、私自身も仕事を通して成長していきたいと思い入社を決意しました。
2011年の入社後は本社の賃貸事業部に所属。
2019年3月から高齢者施設の事務へ異動しました。
同じ事務職でも施設は、本社よりもお客様との距離が近く、毎日がとても刺激的です。
現在は、『スーパー・コートプレミアム奈良・学園前』の事務所で事務業務を担当しています。
請求書の作成や発送、ご入居者のシステム登録、施設の総務や経理、施設職員の勤怠管理、入退職の手続き、小口精算など非常に多岐にわたります。
職場がプレミアムということもあり、コンシェルジュがフロントを不在にする際の受付のフォローも事務である私の役割です。
高齢者施設ではあるものの、お部屋をお貸しして住んでいただくのは賃貸とそう変わりありません。
異動時は多少不安があったのも事実ですが、ご入居者と接しながら働けるというのは自身にも合っているなと高齢者施設の事務の仕事を通して新しい自分自身を発見できた気がしています。 -
Episode
事務の活躍の場は、事務所だけではありません。
ご入居者とのふれあいも大切です。1日1回は施設内をラウンドしてご入居者と「ふれあい」というのを目標として掲げています。
事務所ばかりではなく、日々変わるご入居者の状況を介護士とは違う視点で見て、「プレミアム」ならではのおもてなしができるように、求められていることを自身の肌で感じられるようにするためです。
時節柄、ご家族がご入居者との面会は、施設内に入っていただけず、ガラス越しやオンラインがほとんど。
日ごろからご入居者と接する時間をつくっていれば、ご家族からのお電話に出た際、「先ほどお会いしたとき、私の話に笑ってくださいましたよ」といった会話ができます。
ご家族に普段のご入居者のご様子をお伝えすることで信頼関係が深まり、実際、ご入居者とご家族から、「施設に入れないので、様子が気になっていたところ、写真や言葉で様子を伝えてくれました。
「ありがとうございます」とのお声をいただいたことがありました。
私自身が考え行動することにより、ご家族に喜んでいただき、満足いただけるのは本当にうれしく、充実感を得られます。 -
Episode
自身の行動が、みんなの喜びになる。
好循環を次々と生み出していきたい。『スーパー・コートプレミアム奈良・学園前』は、事務所にタイムカードを設置しており、必然的に当施設の職員は、出勤時と退勤時の1日2回、事務所に立ち寄ります。
ご入居者と元気よく接していただけるよう、明るく笑顔での声かけを心がけています。
職場を成長の場所として捉えていくには、自分自身の気持ちが何より大切です。
自分はもちろん、周囲も楽しく働けるようにするには、どうすればいいかを常に意識することは、スーパー・コートが掲げる「自律型感動人間」にも通ずると思います。
高齢者施設の事務は、一般的な「事務」とは少し異なるかもしれません。
その分、大変なこともありますが、自身がチャレンジしたことにリターンがあります。
私自身、事務業務のスキルアップはもちろん、事務業務を少しでも効率よく済ませて、もっと接客接遇に時間をかけるというのが新しいチャレンジです。
ご入居者と家族に喜んでいただき、その姿を見て施設職員の人も喜ぶ。
そんな素敵なサイクルをいくつも生み出せる施設をつくっていきたいです。
1日の流れ
Profile
不動産会社の賃貸管理業務を経て、2011年スーパー・コートに入社。
本社にある賃貸管理部に配属され、2019年まで前職で培った経験を如何なく発揮する。
同年、高齢者施設の事務へ異動。
現在は、2020年10月にオープンした『スーパー・コートプレミアム奈良・学園前』所属。
1日1回は施設内をラウンドすることを目標に掲げ、ご入居者とのふれあいを大切にしている。
習い事は、絵本の読み聞かせと、太極拳。
月に2回プライベートで通っている太極拳は、施設でも実施し、ご入居者に喜んでもらっている。
取材日:2021年9月